商品開発ウラ話

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商品開発ウラ話

なんで一味と七味?

洛楽の本業は「土産物店」です。嵐山に観光で来られたお客様が、どんなモノがあれば喜んでくれるかな。買ってくださるかな。これまでは、それだけを考えてモノを仕入れ、店頭に並べれば商売が成り立つ時代でした。店を継ぎ、嵐山で商売をさせてもらいながら、私はそれに終わりが近づいていることを日に日に感じていました。

店内

そしてやるべきことはやはりオリジナル商品の開発だと。そして京都の代表的な土産物のひとつである「一味と七味」を選びました。土産物店をやっていると様々な唐辛子に出会いますが、実は私自身が「これはほんまに旨い!」と思えるものに出会えてなかったからです。せっかくオリジナル商品を開発するんです。それならば土産物店屋にしか作れない、ほんまに旨い一味と七味にしようと決めました。

一味と七味

我が子みたいです

ほんまに自信を持って売れるもの。納得のいく商品というのは、一朝一夕にできあがるものではありません。厳選と吟味を重ねて誕生したラインナップです。

超激辛唐辛子シリーズのこだわり

一味や七味を扱っていると「これ辛いですか?」と聞かれます。お客様が求めているのは強烈な辛さ。ブットジョロキアとハバネロに加え、今回ギネスブック2017で世界一辛いと認定されたキャロライナリーパ、そして二番目に辛いスコルピオンを追加しました。素手で触るのは危険とされる激辛唐辛子たちの激烈な辛さはきっと初体験のはず。ぜひお試しください。

超激辛唐辛子シリーズ

柚子唐辛子シリーズのこだわり

国産柚子の皮を乾燥してからを細かくして、唐辛子と混ぜました。袋を開いた瞬間、ふりかけた瞬間、口に入れた瞬間、ふわっと柚子が香ります。香料等は一切使用していませんので、まさしくホンモノの柚子の香りです。

柚子唐辛子シリーズ

旨辛唐辛子シリーズのこだわり

辛さと旨さのバランスを重視したのがこのシリーズです。国産古来種の唐辛子を使用し、唐辛子に含まれるグルタミン酸による独特の旨みが、辛さの後にじわ~っと口の中に広がる、まさに「旨辛」な逸品です。

旨辛唐辛子シリーズ

みんなの想いも一緒に

みんなの想いも一緒に

オリジナル商品の開発は、弊社にとっては「挑戦」というよりはむしろ「賭け」。ましてや一味と七味には老舗をはじめたくさんのブランドがあります。やると決めたからには一生懸命やる。しかし、最初はどう一生懸命やればいいのかすらわかりませんでした。でもね、いいものを作る自信だけはあったんです。なぜなら、自分は作ったことはないけれどずっと売ってきた。お客様からたくさんの直に声を聞かせてもらっていた。どんなものが今、求められているのかを、肌で感じ続けてきていたのです。これは本当に、自分にとっての財産だと思っています。

今回、京丹波のとある特定農家さんとのご縁をいただきました。我々の想いに賛同してくださって、原料の唐辛子の生産管理を一手に引き受けてくれたり、パッケージデザインをしてくれる人を紹介してくれたり。そしてガムシャラに前に進みながらふと周りを見渡すと、本当にたくさんの人が手を貸してくれていました。店頭のPOPはスタッフの手作りです。社長の無謀な挑戦を一生懸命支えてくれています。だからこそ、ひとりでも多くの人に手にとってもらいたいな、と思うのです。私だけじゃない、たくさんの人の想いが込められているから。

自慢の商品です
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